鼻からの胃カメラは今までよりも楽

少し前に、胃の不調のために消化器内科を受診して、色々な検査や問診の結果、胃カメラ検査をすることになりました。私は10代後半の頃、一度だけ胃カメラを入れたことがあって、正直なところ、胃カメラ検査に良い印象は持っていませんでした。以前は、胃痛が治まらず市販の胃薬も効かなくなって受診した時に受けたのですが、苦痛を伴ったことを強く覚えています。検査前日の夜から絶食し、水などの水分も禁止されて、ようやく時間になったと思ったらまず液体の薬のようなものを飲んで次は肩への注射、喉へのスプレーをしてやっと診察台へ案内されました。横向きに寝て、マウスピースのようなプラスチックを口に入れると、見るからに太いと感じるチューブが口に入ってきました。喉まで入ってきたらつばを飲み込んでくださいと言われたのですが、吐き気が強く、飲み込むことができませんでした。3~4回挑戦しても私が飲み込むことができなかったため、医師の判断で鎮静剤を使うことになりました。鎮静剤の注射をされてからは意識が朦朧としていたので、その後のことはあまりよく覚えていませんが、検査終了後も鎮静剤の効果が消えるまでバスに乗ることもできずに病院の中でずっと待っていたことは覚えています。そういう経験を持っていますので、今回胃カメラで診てみましょうと言われた時には、何とか避けられないものかと、以前の経験を話して医師に相談しました。すると、以前とは違い今は鼻から入れるタイプの胃カメラがあり、口から入れるタイプと比較するとほとんど苦痛はないので大丈夫ですという答えが返ってきました。胃カメラという言葉自体に拒否反応が出てしまうこともあって、半信半疑でしたが、必要な検査なのだと割り切って、鼻から入れる胃カメラで検査を受けることにしました。検査までの流れはやはり以前と同じでしたが、今回は1つずつ丁寧な説明がありました。私が胃カメラに不安を抱えていることを知っていて、わざわざ説明してくれたのかもしれません。検査前に飲む液体は胃の中の泡を消す薬、注射は胃の動きを止める薬なのだそうです。以前はその後喉にスプレーをしましたが、今回は鼻からの挿入なので、鼻にスプレーをしました。スプレー状の麻酔薬だそうです。鼻から喉に薬が流れていく時に少しむせそうになりましたが、飲み物が気管に入った時よりも苦しいものではありませんでした。

ついに胃カメラ挿入になりましたが、同じ胃カメラなのかと思えるほどチューブが細いものでした。鼻からチューブを入れて喉を通り、胃まで下ろすわけですから、違和感が全くないというとウソになります。少し吐き気はしますし、違和感もあります。

でも以前の経口胃カメラを経験している人間にとっては、非常に楽なものでした。1度でチューブが入りましたし、鎮静剤も使わずに検査を終えることができました。医学の進歩はすごいと感じました。後から知ったのですが、この鼻から入れる胃カメラは経鼻内視鏡という名前だったようです。

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